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“甲子園を目指さない”高校野球部 芦屋学園ベースボールクラブ

“甲子園を目指さない”高校野球部の挑戦 
芦屋学園は野球界の新たな選択肢となるか
中島大輔2014年4月9日 7:00


産声を上げた芦屋学園ベースボールクラブ
高野連に所属しない、芦屋学園ベースボールクラブを立ち上げた大八木淳史氏(左)とGMに就任した片岡篤史氏
高野連に所属しない、芦屋学園ベースボールクラブを立ち上げた大八木淳史氏(左)とGMに就任した片岡篤史氏【写真提供:芦屋学園】
 龍谷大平安高校が58年ぶり、センバツでは初の甲子園優勝を果たした今春、同じ関西にある高校でひとつの硬式野球チームが産声を上げた。彼らは、絶対に甲子園に出場することができない。なぜなら、日本高校野球連盟(高野連)に所属していないからだ。

 芦屋学園ベースボールクラブ――。あえて横文字のチーム名を冠したのは、既存の枠組みにとらわれないという意気込みのように受け取れる。
 2014年4月14日、芦屋学園に新入学した14人の高校生と4人の中学生は、ベースボールクラブの一員として活動をスタートさせる予定だ。練習は月曜から金曜まで、週に5日間行われる。土日は通常の高校なら練習試合にあてるケースが多いものの、芦屋学園では未定だ。その理由にこそ、彼らの学生野球界における特殊性がある。

 13年10月、芦屋学園中学・高校が翌春に野球部の創設を発表すると、前代未聞の取り組みが話題を呼んだ。高野連に所属せず、学生時代から元プロ選手による指導を施し、将来、プロ野球やメジャーリーグでプレーする人材を育成しようというのだ。彼らはこの取り組みを「芦屋学園スポーツモダニズムプロジェクト」と名付け、野球に加えてボクシング、バスケットボール、ラグビーでも世界に通用するアスリート育成を目指している。
 先駆けてスタートしたバスケットボール、ボクシングの取り組みを発表した際は、さしたる反響がなかったという。だが、ベースボールクラブは違った。それだけ日本人にとって野球は特別なスポーツであり、甲子園は思い入れのある場所なのだ。

 芦屋学園の発想はあまりにも従来の常識とかけ離れ、週刊誌やネット上で大きな反応を呼んだ。「高野連にケンカを売った」と、過激な見出しで煽られたこともある。

「高野連ともめるつもりはありません(苦笑)。現在は多様な時代になっているので、子どもたちにさまざまな選択肢があることを提示したい」

 そう話すのは、芦屋学園中学・高校の校長を務める大八木淳史だ。かつてラグビー日本代表として活躍した男は現在、学校スポーツで革新的な取り組みを行っている。
高野連に所属しないことのメリット、デメリット
昨年11月に行われた練習会「ワークアウト」では、兵庫ブルーサンダーズの2軍監督で元阪神の池内氏らも直接指導にあたった
昨年11月に行われた練習会「ワークアウト」では、兵庫ブルーサンダーズの2軍監督で元阪神の池内氏らも直接指導にあたった【写真提供:芦屋学園】
 高野連に所属しないことのデメリットは、前述したように甲子園に出場できない点だ。さらに言えば、高野連の加盟校と練習試合をすることもできない。実力向上のために実戦は不可欠であり、この点をどうクリアしていくかという課題は未解決のままである。

 だが同時に、高野連に加入しないメリットもある。最も大きいのは、学生時代から元プロ選手の指導を受けられることだ。
 中学、高校、大学の一貫教育を行っている芦屋学園は12年、独立リーグの兵庫ブルーサンダーズと提携した。大学はその2軍、中学・高校は育成軍という位置づけだ。日本ハムや阪神で活躍した片岡篤史がベースボールクラブのゼネラルマネジャー(GM)に就任し、2軍監督は元阪神の池内豊、育成軍は広島工業高校で監督を務めた永山英成が率いている。大学の野球部は初年度こそ2人の入部者しかいなかったものの、翌年は15人に増加し、独立リーグの試合に出場した選手もいる。うまくいけば、プロ選手輩出も夢ではないと学園側は考えている。

 一方、中学・高校世代で懸念材料と見られていたのが、学生が集まるのかという点だった。甲子園は高校野球の象徴であり、聖地だ。後にプロを目指す者も、そうでない者も、すべての球児が憧れる場所である。そこに絶対にたどり着けないと分かっていて、果たして芦屋学園を進学先に選ぶのだろうか。
 その心配は前述した通り杞憂(きゆう)に終わったが、言及しておくべきことがひとつある。芦屋学園の関係者によると、ベースボールクラブに入った18人はすぐにプロを目指せる実力ではないという点だ。
 しかし、これは学園側にとって想定内だった。なぜなら今回の取り組みには、もうひとつの大きな目的があるからだ。
 スポーツモダニズムプロジェクトを始めた理由について、大八木はこう語っている。伏見工業高校ラグビー部時代に、ドラマ「スクール・ウォーズ」のモデルとなった山口良治から指導を受けた者の言葉として聞くと、興味が深まるはずだ。

「甲子園を目指す野球部、花園を目指すラグビー部の一部では、プロフェッショナル以上の勝利至上主義がある。そうした今までの部活動と違う発想で何かできないかと考え、今回のスポーツモダニズムプロジェクトが生まれた。私が高校でラグビーをした1970年代と2014年では、明らかに時間軸が違う。スポーツのサイエンス化やビジネス化など、時代に応じて変化していくのがスポーツ本来の特徴だと思う」
大八木がベースボールクラブを作った理由
 大八木は神戸製鋼で現役引退後、タレント活動を経て、43歳のときに同志社大学大学院に進学した。学校教育におけるスポーツのあり方などを研究し、07年、高知中央高校ラグビー部のGMに就任する。私立の同校は知名度を高めるために全国から有名なスポーツ選手を集め、野球やサッカー、バレーボールで実績を残した。
 だが一方で、生じた問題もある。レギュラーになれなかった部員が挫折し、停学や退学者が増加したのだ。彼らを更生させるためにラグビー部が作られ、大八木に白羽の矢が立った。高知中央高校には3度目の停学処分を受けると退学になる決まりがあり、大八木は“リーチ”のかかった生徒に「ラグビーでやり直してみないか」とチャンスを与えた。チームワークや自己犠牲の精神が欠かせないラグビーを通じ、人間教育を施そうとしたのだ。「ラグビー不毛地域」とされる高知で県大会に出場するのは4校だったが、大八木は創部2年目の08年に花園出場へと導いた。

「ラグビーボールを持つことで、生きるための考え方を変化させた生徒がたくさんいた。強豪校でいじめを受け、不登校になり、高知中央に来た生徒もいる。GMを務めた5年間で、世の中のニーズを実感した。既存の部活とは違った角度から教育を考え、スポーツという装置を使いながら、生徒を良い大人にすることで良い社会ができていく」

 大八木が高知中央高校を去った11年、芦屋学園は経営状況が芳しくなかった。立て直しが不可欠で、芦屋学園に呼ばれた大八木はスポーツモダニズムプロジェクトのリーダーを任された。NPO法人ルーキーズによると、全国には16万7000人の高校球児がおり、毎年1万5000人が途中退部している。彼らがもう一度野球をしたいと思ったとき、その受け皿は果たしてどこにあるのか。そうした背景で誕生したのが、芦屋学園ベースボールクラブだった。

 言うまでもなく、私学の経営にはビジネスの側面もある。採算が取れなくては、教育の場を提供できない。ただ、そうした前提を考慮しても、芦屋学園のスポーツモダニズムプロジェクトには深い意義がある。現状の学校教育における部活動、特にプロフェッショナルや五輪出場を目指すようなトップクラスでは、一度挫折した者が転落の道を転がり落ちやすい側面は否めない。日本社会全体にも言えることだが、一度失敗した者にもっと手を差し伸べてやるシステムづくりが必要だ。

キュラソー式に似ている芦屋学園の育成システム
高校におけるスポーツのあり方を変える可能性を秘める芦屋学園の取り組みは注目だ
高校におけるスポーツのあり方を変える可能性を秘める芦屋学園の取り組みは注目だ【写真提供:芦屋学園】
 もうひとつ、芦屋学園に期待することがある。筆者は2月下旬、カリブ海に浮かぶオランダ領キュラソーに取材に出掛けた。人口15万人、国土面積は種子島と同じほどの小島からウラディミール・バレンティン(東京ヤクルト)やアンドリュー・ジョーンズ(東北楽天)、昨年メジャーリーグでゴールドグラブ賞に輝いたアンドレルトン・シモンズ(ブレーブス)、ドジャースのクローザーとして活躍するケンリー・ジャンセンなど、数々の名選手が輩出される理由を探ることが目的だった。

 その背景にあるのが、緻密な育成システムだ。キュラソーの少年野球リーグは「プリ・インファンティル(7〜9歳)」「マイナー(9、10歳)」「リトル(11、12歳)」「ジュニア(13、14歳)」「シニア(15、16歳)」「ジュベニル(16〜18歳)」と6つの年代に分かれ、一般的に年齢を経るごとに同じチーム内で昇格していく。

 中学から大学まで一貫教育する芦屋学園ベースボールクラブは、キュラソー式に似ている。日本のように年代別で環境が変わる利点もあるが、同じチームでプレーし続けるメリットは大きい。長期的な視点で育成でき、実力をつければ飛び級させ、レベルの高い選手たちとプレーさせることができる。芦屋学園ベースボールクラブでは育成軍で上達した場合、大学生がプレーする2軍に昇格させるケースもあるという。
片岡GM「プロ野球選手、メジャーリーガーを育てたい」
 もちろん、課題もたくさんある。芦屋学園が提携する兵庫の選手たちは無給で、これをプロと呼んでいいのかは疑問符がつく。さらに、ベースボール・ファースト・リーグは今年誕生したばかりで、経営基盤が盤石ではない。兵庫との提携関係が崩れたとき、芦屋学園ベースボールクラブの運営モデルは根底から覆されかねない。

 しかし、それでも彼らの取り組みは注目に値する。高校におけるスポーツのあり方を、変える可能性を秘めているからだ。
 大八木がこんな話をしていた。
「われわれの取り組みについて、絵に描いた餅だと思っている人もいる。新しいことをすると、いろいろ摩擦も起こってくる。人間は慣習性を大事にするから、それは仕方がない。最低でも3年くらいかけて、いろんな精査をしながら方向性を見出すのが大事だと思う」

 GMの片岡は野球教室で少年たちと接するたび、少年たちの夢がスケールアップしたことに驚かされるという。
「僕がプロ野球に入った90年代前半は、メジャーリーガーになろうなんて思いもしなかった。それが今は、大谷翔平選手(北海道日本ハム)のようにドラフトの時点で高校生が日本か、メジャーかと悩むようになっている。高校野球は1年、1年が勝負だが、芦屋学園では将来大成できるような指導をして、プロ野球選手、メジャーリーガーを育てたい」
サッカー界の高校とユースの共存のように
 93年のJリーグ誕生とともに下部組織のユースチームができたとき、懐疑的な声が多かった。サッカー少年たちは冬の高校選手権を勝ち上がり、国立競技場でプレーすることに憧れていると誰もが思っていたからだ。
 だが現在、プロサッカー選手を目指す少年にとって、高校のサッカー部ではなくユースに進むのは現実的な選択肢だ。マンチェスター・ユナイテッドの香川真司やセレッソ大阪の柿谷曜一朗は、クラブユースを経て日本代表に羽ばたいている。そのルートは21年前、ほとんどの者が想像できないものだった。

 甲子園を頂点とした日本の高校野球は素晴らしいが、他の枠組みが存在してもいい。高校のサッカー部とJリーグなどのクラブユースが共存するサッカー界のように、野球界にも多様な選択肢ができればと思う。
 現状、芦屋学園にプロ野球を目指せる生徒はいない。しかし将来どうなるかは、誰にもわからない。彼らが現在のシステムに風穴を開ける可能性は、決してゼロではない。

 この春、想定していた15人に近い選手が集まったことに関し、育成軍の監督を務める永山は安堵(あんど)の表情を見せた。
「われわれの取り組みに賛同して下さった方が、ちょうど想定していたくらいの人数になって良かった。少なすぎず、多すぎず、ホッとしました。これからがスタートだが、育成方針としてはまずは学業優先。基礎と体づくりからじっくり始めたいと思う」

 芦屋学園が歩んでいるのは、いばらの道だ。理想の実現には、長く、険しい道のりが待っている。
 だからこそ、ひとりの取材者として長い目で見ていこうと思っている。



恥ずかしながらこの芦屋学園について存じてなかったんですが、
たまたま見つけた1年くらい前のこの記事に興味持っていろいろ調べてました。

高野連非加盟の高校野球部なんて初めて聞きましたね。

そもそも高野連に所属してるとプロの指導が受けられないという現状があり得ないんですが、
プロの指導者によるキュラソー式の長期目線での育成方針というのがなんとも興味深いですね。
誰もが甲子園に出ることを憧れてた時代から変わりつつあるんですかね。

で、この兵庫ブルーサンダーズってチームなんですけど、Wikipediaではこんなこと書いてます。

他団体との連携[編集]
芦屋学園関係[編集]
学校法人芦屋学園と提携活動をおこなってきた。2011年11月24日、芦屋大学と教育提携を結ぶことを発表。同大学の学生を2軍選手として受け入れている[8]。2013年10月には芦屋学園高等学校 が2014年に発足させる野球部を日本高等学校野球連盟非加盟として当球団の3軍とする構想が明らかになった[9]。この構想に対しては、関西独立リーグの木村竹志代表が、アマチュア野球界からリーグが孤立することを危惧して反対し、リーグ分裂・全球団脱退に至った[10]。BASEBALL FIRST LEAGUE設立後も芦屋大学在学中の選手が所属しているが、プロ野球ドラフト会議での扱いについては「大学生」という身分が独立リーグ所属という立場よりも優先し、次年度を迎えるまでに卒業予定がない場合は指名対象にならないとの見解が日本野球機構(NPB)側から示されたと報じられている[11]。



兵庫ブルーサンダーズと提携することで揉めて関西独立リーグが消滅しちゃってるんですね。
野球以外の競技ではそんな珍しくはないと思うんですが、野球界では前代未聞な取り組みなだけになかなかうまくいかないもんですね。

そして、今のBASEBALL FIRST LEAGUEでも芦屋大学の選手が実際に何名も所属しているようですが(クラブWEBサイトでも確認しました)、翌年大学卒業見込みでないとドラフト指名されないようです。

しかし、この芦屋学園ですが、経営状況が芳しくない記事もありますが・・・。
この校長となってる元ラグビー選手の大八木さんが今理事長のようですが、国から経営改善命令も出ているようですが大丈夫なんでしょうか???

とっても面白い取り組みをされてるので個人的には応援したいですが・・・経営破綻してしまったらどうなるんでしょうか???芦屋学園自体は存続してもこの「ベースボールクラブ」が存続するかはわからないわけですよね。今後の動向に要注目です。



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[ 2015/05/30 22:33 ] 野球 | TB(-) | CM(1)
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[ 2016/03/29 16:04 ] [ 編集 ]
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